ヒントと解答 そして雑記:ウサギとカメ
※注意※
これは面白クイズ「ウサギとカメ」のヒント、解答を含む内容になります。
先に問題を見るようにお願いします。
↓
↓
↓
↓
↓
【ヒント】
普通に計算すれば何時間後にウサギがカメに追いつくかわかります。
しかし、よく見ると...
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
【解答】
まず、最初の4時間はウサギもカメも走り続ける。
この時点で、ウサギは24*4=96km進み、カメは0.5*4=2km進む。
その後、ウサギは24時間眠るため、その間カメは進み続け0.5*24=12km進むこととなる。
これにより、レース開始より28時間後にはウサギは96km、カメは14km進んでおり、その差は82kmとなる。
以降、ウサギは24時間と30分の間に24*0.5=12km進み、カメは24.5*0.5=12.25進むため、0.25km差が縮むことになる。
これにより、最初にできた差の82kmがすべてなくなるまで82/0.25=328回24時間と30分を繰り返すことになる。
よってウサギがカメに追いつく時間は7872+164=8036時間となる。
と、ここまで考えられれば計算としては十分だが、正解は違う。
8036時間とは一体どれだけ日数経っているだろうか...
そう、約11か月である笑
11か月も飲まず食わずで走り続けたカメはどうなるだろうか。間違いなくカメは息絶えている。
つまり、カメはウサギに追いつく前に死ぬため、追いつくことはできないが正解である。
非常にくだらない答えで申し訳ないと思う。
が、これで必ずしもコツコツと努力した結果成功するわけではないということがわかるだろう。
必ずしも真面目な人が成功するわけではないのだ。これは世の中の心理であるとは言えないだろうか。
学生の時、クラスの中に一人は、授業を真面目に受け、宿題もこなし、テスト勉強も受験勉強も精いっぱいやっていたが全く頭がよくない人、テストや入試で点数が取れない人がいなかっただろうか。
ただがむしゃらに、真面目に、愚直に努力するだけでは意味がないことを示しているのではないか。
「努力にもやり方がある」そういうことではないか?
また、才能も関係する。スポーツ選手でも、恵まれない体格でもトップレベルの実力を持つ選手がいるが、そういった選手は皆、どうやって努力すればよいか、どういう戦略で戦えばよいか、自分の存在できるポジションはどこかを常に考えているはずだ。
才能もなく、ただ努力しただけの人は、絶対に世界レベルのプレイヤーには育っていないはずだ。
日本では、コツコツと地道に努力することが美徳、正々堂々戦うことがよいとされているが、私はもっと卑怯になっていいと思う。もっと「人らしく考えて」行動していいと思う。
時には番外戦術をして、ライバルを蹴落として、のし上がっていく気持ちを持ってもいいと思う。それをせずに、まあまあの地位について満足しているのは、ただコツコツと努力している自分に満足して、自己満足の中で納得しているに過ぎないのではないか。
どこまでなら他人を傷つけていいか、なんて考えたこともないだろう。それは今の日本という国が、そんなことしなくてもそこそこ裕福に生きていけるからであって、これから先の日本において、景気が悪くなっていく日本において、同じように甘く考えて裕福に暮らしていけるとは、私には到底思えない。